旅館で産後ケアが、埼玉新聞一面トップに

このたび、株式会社タイガアソシエイツ様のサポートとして我々が水面下で立ち上げを支援してきた「旅館で産後ケア事業」が、5月9日付の埼玉新聞で一面トップとして大きく取り上げられました。

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私たちは、この事業の構想段階から参画し、地域での看護師や宿泊施設の選定と声掛け、制度とのすり合わせ、現場設計、体制構築、行政との連携、プレスリリースまで、立ち上げの実務全般を担当させていただきました。表には出ていませんが、影で手を動かしてきました。

写真には恥ずかしいからと映りませんでしたが、ここまでこぎつけた社長の尽力には頭が下がります。
地域のお祭りに出展し、徹夜で作ったバルーンアートを配りながらお母さんたちに声を掛け、そこがひとつのきっかけで最初の利用者が生まれました。
委託契約頂いた上里町に提案書を持って伺い、なんとか理解頂きながら、助産師の髙橋さん、きん藤旅館の女将さんと仕組みづくりに集客にと走り回りました。
思いだけでは届かない領域を、当事者たちとひとつひとつ丁寧に対応し形にしてきたことが、こうして社会に届いた。そんな瞬間でした。

この取り組みが、多くのお母さんにとっての希望に、地域にとってのヒントになればと願っています。
産後ケアが「あって当然」になる日まで、パートナーの皆さまとともに、仕組みを整えていきます。